
どーも営業担当のAです!
毎度おなじみパラダイステレビ紀行、今回は岩手県盛岡市でございます。
平安時代初期、征夷大将軍の坂上田村麻呂により志波城が築かれて以来、東北有数の中核都市として栄え、石川啄木の出生地として、また青年期の宮沢賢治が過ごした場所としても有名です。
そんな盛岡市への出張ですが、今回は宮城県仙台市から北上しつつ複数のお客様を訪問するというまさに”みちのく一人旅”です。
、、、という事で東北新幹線に乗車し仙台に到着、朝早い出発だった為、現地で朝食を取ろうと駅近くにある仙台朝市に立ち寄ります。
三陸産の魚介類を中心に地元産の野菜、手作りのお総菜、菓子などのお店が立ち並びますが、時間も無いので目的のお店食べ処庄屋へと向かい朝市丼を注文。
それほど量は多くないのでガッツリ食べたい人には物足りないかもしれません。
その後、一か所目のお取引先への訪問を終え、すぐに次の目的地へ向かうべく再度東北新幹線に乗りますが、駅構内であのマツコ・デラックスも絶賛したというずんだシェイクを購入。
バニラテイストのシェイクに宮城名物のずんだをブレンド。
バニラの香りと甘さをちょうど良い加減で抑えており、後味でツブ感と豆自身の甘さをしっかり味わえます。
次の目的地は、岩手県一関市。
ちょうどお昼時の到着の為、地元名物ソースかつ丼を食べようと松竹食堂へ。
シンプルなビジュアルですがソースが絶品。必要以上に出しゃばらず、お肉の旨みをしっかり引き立てながらご飯が進む味に仕上げています。
また松竹堂は鰻屋さんの為、テーブルには山椒がありこれをかけると雰囲気が一変。
まさか、ソースと山椒の相性がここまで良いとは…
その後、現地でのミッションを終え、途中北上市でもお客様を訪問し、ようやく盛岡に到着。
遅くなった夕食はホテル近くにある海鮮居酒屋、盛岡さかな市場。にて”一人焼肉”ならぬ一人浜焼き…
ちなみにサザエは最初、蓋の部分を下にして焼き入口部分に少し隙間を作ってからひっくり返すと上手く焼けるそうです。
そんなことは知らずに蓋を上にして焼いていたら「シュポンッ!」という小気味の良い音と共に身が目の前で放物線を描きました…
その日は就寝し、翌日は盛岡市民のソウルフードである福田パンを食べに、ホテルからひたすら歩きます。
休日は行列が出来る事も多いようですがこの日は、空いていました。
ちなみに福田パンはパン屋にもかかわらず、メニューはコッペパンのみ。その場で数々のトッピングを注文するスタイルです。
あまりの種類にどれにしようか悩みますが、ここは手堅く定番のあんバターとちょっとお値段高目のコンビーフをチョイス。
トッピングの具材がガッツリ挟まっているのでしょう。手渡された瞬間、ズッシリとまでは行きませんが良い意味で期待を裏切る重さを感じます。
その後、まだまだ暑い中、本日のミッションをようやく終え、訪問先近くにあった三ツ石神社に立ち寄ります。
三ツ石神社では「鬼の手形」を見る事が出来ます。
その昔、この地方に羅刹という鬼が住んでおり付近の人民や旅人を困らせていたそうです。そこで人々は三ツ石の神様にお願いし、鬼を懲らしめてもらい、二度と悪事をしない約束として鬼に巨石へ手形を押させたそうです。
これが「岩手」という県名の起源であり、有名な盛岡さんさ踊りもこの場所での奉納の踊りが始まりと言われています。
看板が出ていたので、すぐだと思いきや、普通の民家や学校の横を結構な時間歩かされ、ようやく見つけた鳥居をくぐると、いきなり巨石が登場…
近づいてみると、その大きさを感じます。高さにして6メートル程あります。
手形はほぼ風化しており、レプリカによってその姿が分かります。
これは…コンクリ流したての場所で時々見かける子どものイタズラのような…
その後、開運橋を渡り帰路につくため盛岡駅へ。
前々日に上陸した台風の影響で北上川は若干濁っていました。
駅構内へ入ろうと思い、ふと見ると旧5,000円札でも有名な新渡戸稲造の銅像が…
埃やら蜘蛛の巣やらにまみれていたので、正直新渡戸稲造には縁もゆかりもありませんが、紙幣の肖像にもなったぐらいなので、何となくご利益を期待し、お掃除してからパチリ!
そんなこんなでスッキリした気持ちで盛岡を後にしました。
ではまた~