
どーも営業担当のAです!
毎度おなじみパラダイステレビ紀行、今回は広島県広島市でございます。
中国地方の主要都市として、そしてやはり世界史上初めて核兵器による爆撃を受けた都市として世界的にも有名な街です。
そんな広島市、ちょうど25年ぶりのリーグ優勝を決めた広島東洋カープの選手たちが、初めて地元広島に戻って来るという事で、広島駅は多数の報道陣やファンでごった返していました。
私の乗っていた東海道新幹線の1本後の新幹線に乗ったという不確実な情報もあり、私も便乗して少し待ってみました。
…がしかし、V戦士は改札口から出てくる事も無く、諦めて訪問先へ向かおうとしたところ、人ごみをかき分ける一群がおり思わず目を向けます。そこにいたのはみな坊主頭で、腰縄と手錠をつけた”お努め”中の方たちと思しきが集団が、列をなして改札口を出てきました。
そんな思わぬ”出待ち”をしてしまいましたが、今回のミッションは某展示会への参加の為、会場である広島国際会議場まで路面電車で向かいます。
街中のいたるところに路面電車が走っています。
そしてその日のミッションを終え、やっぱり広島と言えばお好み焼きです。ホテル近くにあったてんやわんやというお店に入ります。
有名人のサインが数多く飾られる店内は、カープの試合がテレビで流れる中、おばちゃんが甲斐甲斐しく鉄板でコテを動かしており、地元感が満載です。
今話題のこんな人の写真も。
メインのお好み焼きは、具だくさんで中々のボリュームです。
焼きそばはカリッと、キャベツはシャキッとした食感のハーモニーがたまりません。
食後に軽く散歩がてら原爆ドームを見に行きます。
原爆ドームは何度か見学した事がありますが、夜に見たのは初めてです。ライトアップにより、悲愴感がより一層際立っていました…
その後、小腹を満たすため広島ラーメンの代表格ともいえる老舗店、陽気へ。
中細のストレート麺に、豚骨醤油系のスープです。見た目に反してとてもあっさりしており、かつ豚骨の臭みも全く無いながらも、後を引くスープの味に完飲してしました。
翌日早朝、会場が開くまでの時間に市内を散策してみます。
通称「鯉城」と呼ばれる広島城。
毎年カープの選手が必勝祈願に訪れるという広島護国神社。
神社の敷地内には「昇鯉の像」が…
難関突破、目標達成、開運出世のご利益があるそうです。
そして社殿の反対には二匹の鯉の「双鯉の像」が…
こちらは家内安全・夫婦円満・恋愛成就のご利益だそうです。どららの像も思いっきりこすっておきました!
広島駅近くを流れる猿猴川(えんこうがわ)です。
「えんこう」という文字によからぬ想像をしてしまいました…
そして場所を移動し、オバマ大統領が演説した広島平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑。
近くにはツアーのお客さんたちでしょうか。ガイドの女性が、
「今、鳩が3羽もとまっています!!」
と見たまんまの事を絶叫し、観光客に写真を撮るよう促していました。
その後、広島国際会議場へ向かいますが、開場までの少しの時間に隣接している広島平和記念資料館を見学。
季節柄、修学旅行生と思われるJKの集団がたくさんいました。
焼け焦げた三輪車…
これは伸一ちゃんという当時3歳11か月の子どもが乗っていた三輪車です。
伸一ちゃんはこの三輪車に乗って遊んでいる最中に被ばく、その夜に亡くなったそうです。息子を失った父親は、遺体と三輪車を一緒に自宅庭へ埋葬しましたが、被爆後40年を機に掘り起し、改めてお葬式を行った後に資料館へ寄贈したというエピソードに絶句しました。
投下された原子爆弾の実寸大レプリカです。
この、通称「リトルボーイ」と呼ばれる兵器が上空約600mで爆発、爆心地から半径2kmに及ぶ広範囲を焼き尽くし、推計14万人とも言われる人たちが無くなり、生き残った人やその子孫までも苦しめています。
オバマ大統領が折った折鶴とメッセージです。
大統領はどんな気持ちでこの鶴を折ったのでしょうか…
ちなみにネットの情報だとこの折り紙は、100円ショップの折り紙だそうです。
その後、本日のミッションを終了し帰路へ就きますが街も駅もカープの優勝一色。
街行く普通のお爺さんやお婆さんが普通にカープのTシャツを着ていたりと、地元に根付いた球団だと実感。
私も優勝景気にちょっとでもあやかろうと駅でカープの駅弁を買って新幹線に乗り込みました!
その名も「カープ日本一優勝”祈念”弁当」
ではまた~